サンフランシスコマラソン2017レポート 大会当日編

こんにちは、Terryです。前回の投稿に引き続き、San Francisco Marathon 2017の当日レポートをお届けします。

これはスタート40分前のスタート地点、フェリービルディング付近の写真です。

真っ暗ですね。そう、サンフランシスコマラソンはスタート時間が無茶苦茶早いんです。なんと朝5:30スタート!郊外だけではなくてダウンタウンのど真ん中も走るレースなので渋滞を軽減するためなのではないかと思うのですが、何が問題かって、眠い以上に寒い!(笑)。この季節のサンフランシスコは朝晩はとても寒くて(10℃前後)、昼は30℃近くまで上がることもあるので服装には気を付けないといけないのですが、マラソン当日は上着を着て走るわけにもいかないので、走り出すまでは凍えて過ごすことになります。

 

夜のフェリービルはこんな感じ。右を向くとベイブリッジが見えます。このフェンスの向こうがフルマラソンと1stハーフマラソンのスタート地点になります。

いよいよフルマラソンの開始直前。空がだいぶ明るくなってきて、アメリカ国家斉唱が終わるとスタートです。

が、、、

僕は今回は2ndハーフに出場なので、ここからシャトルバスで2ndハーフのスタート地点まで移動します。最初からそっちに行ってもよかったのですが、荷物のチェックインとかが不安だったし、どこまで車で行けるかもわからなかったので、フルのスタート地点まで来てからシャトルで移動しました。

そして2ndハーフのスタート地点に到着。写真を見てもわかると思いますが、皆さんすでに凍えてます(笑)。

荷物を預けるGear Bag Checkinはちゃんと2ndハーフのスタート地点にありました。ここで預けた荷物はフィニッシュ地点で受け取ることができます。

自分のBib番号でどの車に預けるか決まります。預けられるのは大会オフィシャルの透明なバッグだけです。もちろん貴重品などは入れちゃいけません。僕は帰りに着るシャツとか上着とかを預けました。

荷物を預けたらスタート地点に移動します。大体どの大会でも予想フィニッシュタイムごとにWAVEがわけられているので、自分のWAVEのエリアで待機します。

そしていよいよ2ndハーフマラソンスタート!ここはサンフランシスコ市内にあるゴールデンゲートパークの中。ここから公園を抜けて住宅街を走ってから市内に向かいます。はい、とても寒いです(笑)。しかもこの時間(朝7:30)はこの辺は大体曇ってます。

最初の1マイル(1.6km)地点に到着。そう、アメリカの大会はキロメートルではなくてマイルなのです。42.195Kmは26.2マイルで、ハーフマラソンは13.1マイルです。たまに車の後ろとかに「26.2」とか「13.1」とだけ書かれたステッカーを貼っているのを見かけますが、マラソンを走るまでその意味に気づきませんでした。

2マイル地点。1stハーフに比べるとアップダウンは緩やかですが、それでも結構上り下りがあります。この辺まで来ると体もだいぶ温まってきます。

最初の補給地点。補給地点では水と電解質(ポカリスエットみたいなの)を配っていますので、好きな方を取って給水します。地元の人たちが配ってくれるのですが、最初のうちはまだ元気なので態々自分の好みの娘を見つけてもらいに行きますが、後半になるともうそんな気力もなくなりますね(笑)。達人からのアドバイスによると、水と電解質を交互に取ると良いらしいです。

そしてさらにゴールデンゲートパークを突き進みます。

3マイル地点。つまり4.8km。まだまだゴールデンゲートパークです。

4マイル地点。上り坂。ここを超えると一気に下って住宅街に入ります。

6マイル地点。全体の半分弱。ようやくゴールデンゲートパークを抜けました。空も明るくなってきた!

いつも前向きの写真ばかりなので、たまには後ろを向いて撮影してみる。

サンフランシスコ特有の住宅です。この辺は坂道が多くて駐車が大変。

 

8マイル地点。

9マイル。工場地帯なのでちょっと寂しい。ここを抜てサンフランシスコジャイアンツのAT&Tパーク球場などがある海岸沿いに向かいます。

11マイル地点。ここ数年で急激に都市開発が行われている地域で、代表格はUCSF(University of California, San Francisco)キャンパスです。めちゃめちゃ広大でめっちゃ綺麗なキャンパスです。アメリカにはどんだけ金かけてんだ?!って言いたくなるくらい広大で設備の整った大学が全米各都市にあります。残念ながら、日本が勝てる理由が見つかりません。。。

12マイル付近で日本人のボランティアグループがスイカを配ってました!前回のフルマラソンでもこのスイカに救われました。スイカにはカリウムがたくさん含まれてますが、それが効いてるんだと思います。ありがとう!!

そしてスイカを食べたらいよいよラストスパート!

サンフランシスコジャイアンツのAT&Tパークの横の遊歩道を駆け抜けていきます。ここからゴールまでの景色は変化に富んでて高揚感もあってとても好きです。

AT&Tパークを抜けたらいよいよホームストレッチに入ります。

ここから先はひたすらまっすぐ!ベイブリッジの下をくぐって一気にゴールとなります。疲れてるのに、自然とペースが上がります。

だんだん近づいてきた!

13マイル地点。つまり残り0.1マイル(160m)。

ゴールはフルマラソンの人は右側、2ndハーフマラソンの人は左側を走ります。

そして無事にゴール!!!!!

ゴールを超えると、スタッフが水やメダルを配ってくれます。あと、防寒用のアルミシートももらう事が出来ます。サンフランシスコマラソン特製なのでお土産にも最適!(^^

 

他にもプロテインドリンクとかフルーツとかゲータレード系のドリンクとかハマスとか色々な食べ物が配られてます。走った以上のカロリーを摂取してしまいそう(^^;;

ゴール地点はちょっとしたお祭り会場になっていて、色々催し物をやってますので、いろいろ見ていくも良し、このまま帰るも良し。良い天気なのでクーリングオフがてら散歩が良いかもしれません。

ちなみに、今回走ったルートはこんな感じ。左の緑のピンがスタートで、右の赤いピンがゴールです。サンフランシスコ市内を横断したことになります。フルマラソンと1stハーフの場合は、赤いピンからスタートして、沿岸を北上してゴールデンゲートブリッジ(下の地図にはギリギリ載ってませんが、さらに北上します)を往復して緑のピン地点に向かいますが、かなりアップダウンが激しいので、坂道トレーニングは必須です。

そして、フィニッシャーメダルはこれ。今回の大会はちょっと特別で、40周年記念で、今大会を含めてこの3年以内で合計40マイル以上をサンフランシスコマラソンで走った人は、もう一つ「40 FOR 40」というメダルがもらえました。僕は偶然にも2年前にサンフランシスコフルマラソンを走っていたので、この40 FOR 40メダルをもらう事が出来ました。ラッキー!!

以上、サンフランシスコマラソン2017レポートでした!

サンフランシスコは日本から飛行機で8時間ちょっとで来れますので、バンクーバーマラソンと並んで日本人が参加しやすいレースだと思います。景色も良いのでぜひいつか参加してみてください(^^

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