マラソン・ジョギング大嫌いな自分がランに目覚めたきっかけ

Over40sのTerryです。

実は僕は昔から長距離走が大の苦手で、マラソンとか走る人の気が知れん、、、と思っていたのですが、ふと思い立ってジョギングを始めたのが今からちょうど4年前。

始めた頃は1km、いや500m走っただけで足が痛くなってハァハァ息切れしていたのですが、徐々にウォーキングからスロージョギング、そしてジョギングに切り替えて行く事で、4ヶ月で何とか24km走れるようになり、体重も食事制限無しで10キロ落とす事ができました。

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まさか自分がマラソン走れるようになるとは夢にも・・・

正直、自分がランニングを始めるなんて全く想像もしていなかったのですが、人間、やれば出来るものなんだなぁ、と実感してます。僕でできるんだから、誰でも急がず時間をかけて準備すれば走れるようになるのは間違いない、うん。

そんな自分がなぜ突然ランに目覚めたかと言うと、、、

4年ほど前の事ですが、当時仕事でちょっと煮詰まってしまって、相当重症だったのでこれは気分転換しなきゃまずいと思い、その週は家族がちょうど帰省で不在だったので、その週末に突然ヨセミテ国立公園に1泊2日で一人旅してきたんです。山の空気を吸いに。

そしてトレイルを散策して自然を満喫して気分も良くなって、そろそろ夕暮れだなと思ってホテルに一旦戻ったんですが、まだあと1時間くらいは明るそうだな、と思い、ホテルの近くにちょうど1時間くらいで一周できそうなトレイルがあったので、また外に出て歩き始めたわけですよ。

クマのいる森の中で真っ暗&一人ぼっちという恐怖

そしたら、30分くらいしたら急速に日が落ちて辺りが暗くなってきて、しかもその時点でかなり森の奥に入ってしまっていて、周りにはもう誰も居なくて完全に一人ぼっちの状態。これはかなりヤバイ!!なぜなら、そのヨセミテ国立公園はクマで有名な所だったので(^^;;

自分は今多分ちょうど中間地点くらいに居るはず。そこから後戻りするか、それとも先に進むか・・・?でも、今通ってきた道は結構深い森なので相当やばそう。ここはもう先に進むしかない!

という事で、先に進み始めたのですが、何だかどんどん雰囲気は怪しくなるし、辺りは真っ暗になりつつあるし、歩きながら人生で始めて死を意識した瞬間かも知れません(^^;;

で、とにかく音を立てなきゃ駄目だと思い、持っていたiPhoneで音楽をガンガン鳴らし、大声で歌いながら森を進んだのですが、いよいよヤバイと思って小走りで走りはじめたんです。長距離を走るのは苦手な自分だけど、もう行けるとこまで行くしかないと。

火事場の馬鹿力

そしたら、人間不思議なもので、ゆっくりとは言え、死を覚悟することで20分近く走ることが出来たんです(笑)。

更に、、、やっと500mくらい先に道路が見えてきて、あーーー、助かった~~~~、と思ったその瞬間、僕の10mくらい横で何か大きなものがガサッ!!っと動いたんです。

もうね、そこから500mは後ろも振り返らずに全力疾走ですよ(笑)。熊に出会ったら背中を見せて逃げちゃいけないって言うじゃないですか?正直ですね、そんな事冷静に考える余裕なんて一切無かったですね(笑)。音がした瞬間、それを確認する事すらせずにダッシュしましたから(^^;;

新発見!ゆっくり走れば長距離も走れる!

まぁ今にして思えばきっとあれは鹿か何かだったと思うのですが、とにもかくにも、あの事件があったからこそ今の自分が居るわけです。「ゆっくり走れば長く走れるんだ!」これは僕の人生を左右するほどの大発見だったんです。

そしてその数週間後から僕にとってまさかの40過ぎてからのマラソン人生が始まる訳ですが、そのお話はまた次回。

Terry

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